2017 ダートスポーツカップ アクションエンデューロ
丸太祭 レポート
2017年12月3日:開催
大阪府 プラザ阪下:会場
今回もシャチョーとおやじちゃんのリレーレポートでお届けします。ウェブサイトの再構築計画にともないこのスタイルは今年で最後かな。来年の構想はこれから考えます。 それではレースレポートをお伝えしていきましょう。
今年の丸太祭は昨年のように雨にたたられることなく始まりました。 丸太は走るもんじゃない、見るもんだぜ!という方が多数派という話もあるのかないのか1時間のレースが先に行われます、。 今年も先行スタートのスーパーレディース太田がどこまで逃げられるのか、という展開。昨年は6周までトップを守り続けました。しかし、今年は違った。太田は1周目こそトップで帰ってきたものの2周目に早くもオープンクラス#24井上に交わされてしまう。 序盤にトップに立った井上、このあと逃げにかかかるのかと思いきやじわじわと迫ってきた#14門田に残り2周で捕まりトップを守り切れず。抜き返したい、というところではあったのでしょうがこの後ペースが上がらず引き離されてしまう。これで単独首位となった門田が逃げ切ってチェッカーを受けた。 今年は3店のフード出店に長野からMC-JAPAN様、スプーキーレーシング様、フェアル様と出店もたくさん。そっちに夢中になっていたお昼休み、気づいたら勝手に始まっていた階段デモンストレーション。果たして参考になったんでしょうかね。いよいよ3時間ですよ。あぁ、階段はほんとにだいじょうぶなのか。。。 ![]() と思ったらウチの中学生スタッフが登ってましたね。イケルイケルダイジョウブ。たぶん。シランケド。。。
今年はゲストライダーにJNCC、JECともに最上級カテゴリーを走る真田治、2015年アクションエンデューロチャンピオン野口久友、わがアクションレーシングからは来期IBで全日本MX参戦の山田太陽、そしてハードエンデューロライダーゴッシーこと五嶋隆とそうそうたるメンバーが出走しました。 ホールショットは#18真田。しかしトップで帰ってきたのはヤングガン#39山田太陽でした。 それぞれ上級コース、曲がり階段には行かず右側の直登階段をチョイス。曲がり階段側は登れればトレーニングコースの走行が免除となり最短コース。直登階段はトレーニングコースを半分走るコース。 曲がり階段は難易度が高すぎて2つ目の階段が登れない。なので横の土手を登っていいことになりました。ただし、トレーニングコースを通らなければいけないという条件付きで。 序盤、黙ってましたが要は曲がり階段いけないなら直登階段のほうが早く行けたんですね。 ずっと直登階段を登っていた山田太陽はどんどん後続を離していったのです。 かといって直登階段が決して楽ということではありません。
そしてこんな動画も。。。 みなさん楽しんでいただいてなりよりです(≧∀≦) 山田太陽の独走を阻止するべくただ一人だけ曲がり階段に挑み続ける選手がいました。 #4五嶋隆選手。さすがハードエンデューロ系ライダー、きれいにクリアしていきます。さらにトップの山田を上回るタイムを叩き出す周もあった。 しかし、この回り階段、ショートカットができる半面非常に体力を要すために、逆にスタミナを減らしてしまい。後半は逆に遅くなるという事態に。真田、野口、五嶋とライバルをはねのけた山田太陽は最終的に全車2LAP遅れにしてチェッカー、2017年の丸太祭を締めくくりました。 来年の丸太祭はどうするんだろう。。。。。ここ数年、奇をてらった感が強かったので原点に戻りたい、おやじちゃんはそう思ってます。 丸太は板にするとオカネがかかるのです。。。。 あ、階段はそのまま阪下に残ってますが、もう登っちゃダメですからね。使命を終えて観客用の階段になってますので。 以上、おやじちゃんレースレポートでした。 |
関西のEDレースの老舗であるアクションエンデューロも時代の流れと共に形態の変化を求められているのかも知れません。 若者のバイク離れ?そしてバイク馬鹿な乗り手の高齢化?いろんな事柄はあるにせよオフバイクレース好きな方は居るはず。
アクションは老舗と言う限りはサンデーレースは続けます。来年はぎゅっと詰めて中身の濃いレースを目指して丸太祭りファイナルなんかどうでしょう。そしてその次は丸太祭りリターンズ。なんてね笑。
オフィスアクションは2018年度のイベント内容を見直してエンジョイイベントを増やしていきます。今の時代に合ったオフバイクの楽しみ方を探してみようと思います。
ですがオフバイクレースFUNの為にもアクションエンデューロはもう少し続けていこうかなぁと思います。偉大な地方ローカルレースを目指して。 主催者がくたばるまでもうちょっと、どうぞよろしくお願いお付き合い下さいませ。
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
文/奥村善武・川辺浩和 写真/高橋泥美