2011 関西ガルルカップ アクションエンデューロ
第2戦 レポート
2011年7月3日:開催
大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場
はいっ!ではお伝えしましょう。 | |
1H | |
レースのない週末の阪下に来るとカナリの確率で走りに来ている#19長田、そうかんたんには自分の前を走らせない。どんどん引き離していく。 3周目、#28白澤が#11大槻をパス。2位にあがる。 ここで3位に下がった#11大槻を後ろからジワリジワリともう一台が追い詰めにかかっていた。 4位を走る#14吉田である。30秒近く開いていた差が6周目には12秒、翌7周目にはわずか1秒となり、8周目、とうとう3位の座を奪い取る。 その勢いでトップと2位を追いかけたいところであったがすでにレースは最終ラップ、しかも2位との差は80秒、さすがに1周で逆転することはできず序盤からトップをキープし続けた#19長田がそのままチェッカー、2位も#28白澤が守りきった。 Aクラスはトップでスタートした#106杉原、2周目に#103村井にかわされる。終始村井がトップをキープしていたが、終盤にペースが落ちた#103村井を#106杉原が猛追。1周あたり15秒以上速いペースで追い上げ、最終ラップに再逆転、#106杉原がトップを取り戻してチェッカーを受けた。 Bクラスは#74大賀が終始トップを守りきる。レディースは#301硯。スーパーレディースは#4どっぷり丸山がトップでレースを終える。 |
はい、それではイビキのうるさい、寝言で泣く、酔うとタチの悪い(笑)オクムラさんに代わってお伝えしましょう! | |
3H | |
#2小田、#10尾仲、#4足立と4位までが真田に食らいついている。その中でも特に気を吐いているのは#2小田。3周目には#11真田をパス、トップに立った。 しかし4周目、小田は一旦遅れてしまい、4位に後退。25秒差に開いてしまう。しかし、ココで終わらなかった。5・6・7周と前を猛追、#4足立、#10尾仲をあっという間に抜き返し、8周目にはトップの#11真田の真後ろにまで追い上げる。3位以降はじわじわと離され、トップ争いはこの2台に絞られる。
1時間経過時点での各クラストップ3 レースは中盤へ、ここからが波乱の始まりだった。 10周目、再び真田を捉えようとしていた#2小田が戻らない。何が起きたんだ、と思われたときにマーシャルから飛び込んできた無線連絡で、転倒でケガをしてしまった、ということがわかった。 ここで#2小田はレースを終えてしまうことになる。 オープンCクラスではまもなくクラス全員周回遅れにしよう、という勢いでトップを走っていた#113森下にトラブル。約12分のロスで2位との間にあった8分以上の差を使い果たし、レースに戻ったときには5位まで順位を落としてしまった。 トップの#11真田は中盤以降もほぼ同じペースで周回を重ね、2位以下をどんどん引き離しにかかる。途中、給油でピットインした再に2番手の#10尾仲に3秒差まで詰められるが再び引き離し、17周目にはその差を86秒差にまで広げた。 > 2時間経過時点での各クラストップ3 レースはいよいよ終盤、じめじめとしたまとわりつく暑さが選手たちを苦しめる。 ヘルメットの中の目はほとんどの選手が笑っていない。それだけ大変なレースなのだろう。 トップは変わらず#11真田。すでに同一周回は3位の#4足立まで。かつて吉川和宏・杉本高規がやってのけた全員LAPを達成することができるのか。そんなことを実況しようかと思った矢先、またひとつ波乱が起きた。 残り時間が30分となった21周目、2位を走っていた#10尾仲が戻ってこない。 戻ってくる様子がなく、トップから周回遅れになったころ、マーシャルからの無線で「3台連なってゆっくりと戻っている。うち1人はケガをしている様子」という連絡が入る。 しばらくしてその3台が戻ってきた。その中に#10尾仲の姿が確認された。3台がピットに入ったが尾仲を除く2台はそのままピットアウトしてコースに戻っていった。 ケガをしたのは尾仲だった。足を痛めてしまったようで、バイクを降りようとしたときに激痛が走ったのか集計室の中にまで聞こえるほどの絶叫。 本人は一旦ピットに戻ってチェッカー待ちをしようと考えていたそうだがそれどころでは無かったようだ。そのまま救護所に搬送されリタイヤとなる。 これで#11真田と同一周回は2位の#4足立のみとなる。25周目、ファイナルラップ前での2人の差は6分30秒。全員LAPをするにはこの1周で1分広げなければならず、全員LAP達成はできなかったものの#11真田がトップでチェッカーを受けた。 Bクラスは3周目にトップに立ったあと、一度もその順位を譲ることは無かった#55永長がチェッカー。 Cクラスでは中盤トップに立った#111清水、順位を守りきれず後退。そして、前半にブッチギリでトップを走りながらも表彰圏内から大きくはずれてしまった#113森下が怒涛の盛り返し。ファイナルラップにはトップ#119福本の20秒後ろまで追い上げたが時すでに遅し。#119福本が逃げ切りトップでゴールした。 |
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
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文・写真 奥村善武、レポート おやじちゃん