2010 関西ガルルカップ アクションエンデューロ
第3戦 レポート
2010年10月24日:開催
大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場
1H | |
1周目のトップは#26桑原。つづいて#29池田・#14林・#27池口・#19清水と続く。 #26桑原は最初からハイペース。1周目ですでに2位と20秒以上の差をつけている。 2周目、6位と出遅れた#24吉田が3位まで追い上げる。ここからさらに!というところでなにかトラブルがあったのか、戻ってこなくなった。早々 にレースを終えてしまう。 3周目、今度は#18山田が7位から3位まで上がってくる。トップの#26桑原・#29池田より少し速いペース。徐々に差を詰めていき、5周目、#29池田がミスをして遅れた間に2位に浮上。そして1周目3位だった#27池口がトラブルでリタイヤ。 7周目、上位3台は変わらず。トップ#26桑原を追いかける#18山田との差もこの中盤は40秒前後と変わらない。4位には前周6位の#20山本が上がってきた。 8周目、ココで上位が動き出す。3位の#29池田が帰ってこない。どうしたものかと思っているとスタッフの無線から「上段モトクロスコースで転倒、腰を打って動けない」との連絡。ここでレースを終える。ケガは深刻なものではなく、安心。変わって3位には#19清水が上がる。 9周目。トップ#26桑原がナニかをミスしてしまったのか遅れてしまう。トップは守ったものの#18山田が一気に15秒差まで詰め寄った。さらに10周目も桑原のペースが戻らず、終盤に来て逆転、#18山田が逆に15秒差をつけてファイナルラップへ。レース後本人たちは抜いたこと、抜かれたことに気づいていなかったと話す。#26桑原は最後にペースを取り戻すが万事休す。#18山田がトップでチェッカーを受けた。 |
3H | |
4周目以降、トップ争いに変化はなし。上位4台のラップタイムも6分50秒〜7分ちょうど当たりでそれぞれの差も大きく変動していない。動き出したのは8周目あたりから。#5玉岡のペースが6分40秒前後に上がる。トップ#1小田より7〜10秒速いペース。どんどん差が詰まっていく。 10周目、#5玉岡は6分28秒を出してついに#1小田を捉えてトップに立つ。しかし#1小田は真後ろ。数周の間テールトゥノーズの展開。12周 目には#1小田がトップを奪い返すが翌13周目にピットイン。その間に#5玉岡がまたトップを奪い返す。 #5玉岡はまだピットインしていなかったため、いったん開いた差はすぐに詰まって再びバトルになるだろうと思われた14周目、#1小田よりも先に3位を走っていた#7足立が先に帰ってきた。#1小田はパンクと酒によったチームメイトのデタラメピットサイン(笑)により大きく遅れる。この周回20分かけてしまい2周遅れ。もはやこれまでなのか・・・。コレで楽になった#5玉岡。2位に上がった#7足立とは3分差。さらに差をあけて行こうとしていた。 追い上げたい足立ではあったがそうは行かなかった。後ろから#9山本が迫ってきていた。13周目には80秒、14周目は42秒。そして15周目には9秒差まで詰めよられていた。最終的には17周目に捉えられてしまい、2位の座を明け渡すこととなる。 いよいよレースは終盤。2位を明け渡した#7足立。まだ諦めてはいなかった。前週に行われてた近畿選手権で転倒、首を痛めていたにも関わらず再び#9山本を抜き返そうと追いすがる。パスされて以降、18周目、19周目と山本の真後ろでそのチャンスを伺う。ソレが功を奏したのか、20周目に山本が失速。再び足立が50秒差をつけて2位に返り咲く。さぁ、4分前のトップ#5玉岡を追っていくぞ!と思った矢先、今度は足立が失速。 せっかく手に入れた#9山本との50秒の貯金を22秒まで減らしてしまう。 もう一度2位を奪いたい#9山本、またプッシュしていき、23周目に6秒差まで追いつき、再び足立をロックオン。次の週で入れ替わると思いきや・・・・ #9山本、再び失速。差が1分にまで開いてしまった。コレでモチベーションが下がってしまったのか、再び勝負になることはなかった。 そんな2位バトルを尻目にどんどん差を広げ、4位以下を全員周回遅れにして#5玉岡が27周でチェッカーを受けた。 |
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
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文 おやじちゃん・写真 奥村善武