TOP > レポート>2009 6(ROKU)フェステイバル
2009 6(ROKU)フェステイバル in プラザ阪下
レポート
2009年8月30日:開催
大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場
とっても有頂天なMC☆おやじちゃんです。 その昔、某バイクショップがやっていたころの6時間耐久レースでフラッグマーシャルのアルバイトをやっていました。当時、オイラはまだ高校生でオフロードバイクには全く興味のないころで、まさか10数年後に主催者として再びやるなんて思いもしませんでした。 そんな感じで若かりし頃を振り返らせてもらえたオイラのレースレポート、いつもとはちょっと違う感じでお届けしましょう。(※アイアンマンクラスは選手名、それ以外のクラスはチーム名で紹介していきます。) 午前8時38分、ピストルの合図でスタート。選挙だイモトだなんだかんだいろいろあるなか集まってくれた63チームが6時間のなが〜い旅に出て行きました。 イチバン最初に帰ってきたのは#18辻谷選手。そして#15北村選手・#16佐久間選手と続きます。 ツインズ男子は#62CRキャブ、3人衆は#101・4ec Aチーム。4人組は#206森永隆弘とシャーク団がそれぞれトップ。 しばらくの間、上位陣に動きはありません。 1時間が経過したとき、トップの#18辻谷選手は「もう終わろ!」と言い残して次の周回へ。早っ!(笑) ちょうどそのころ、本部ではとある事件が発生。事件は現場ではなく集計室で起きました。 集計システムにトラブル? しかし、サブ機に換えてシステムは復活。かくして集計室での6時間も再開です。 2時間経過時点での各クラス上位陣は(なぜかツインズ男女は省略)
スタートから2時間半が経過したころ、レースが動きました。 17周目。トップの#18辻谷選手が捕まります。 変わってトップに立ったのは#15北村選手。 どこまで逃げるのか、辻谷選手はどこまで食い下がるのか。 続いて、3位争い、21周目に静岡からエントリーの#16佐久間選手にトラブル発生。ココでリタイア。ざんねん。代わって#25浅浦選手が3位に浮上。 総合上位陣もさることながら、おもしろかったのはツインズ男子の上位陣。 2時間経過ごろから、2位から5位までの順位が一周ごとに入れ替わり立ち替わり。 その間にトップの#64猪名川仲良し&キッズガレージはどんどんと後続を引き離していきます。 そしてレースは折り返し点、ちょうど半分の3時間が過ぎました。 3時間経過時点での各クラス上位陣は
いつものならこれでレース終了、という時間になるのですが、まだまだもう半分残っています。 オイラのレポートにももうしばらくお付き合いいただきます。 ザ、スタンダード。プラザ阪下の基本的なレイアウトをそのままコースにしたコトもあり、難易度は低く、軽快に走れるコースでした。 そのためか、以外に体力消耗は激しかったようです。 そして、朝晩は涼しくとも、日中はまだまだ気温が上がります。 この頃から、「キツイ」という言葉とともにスタッフにも疲れの色が出始めました。 ちょうどそんなころにやってきたのがレッドブルサンプリングチームのおねえさん。翼を授けにやってきてくれました。スタッフも翼を授かり、気合を入れなおして職務に戻ります。 3時間を過ぎてほどなく、アイアンマンの3位争いが動きました。 #25浅浦選手が約6分のピットイン。その間に#14高田選手が3位に浮上。序盤で大きく遅れてしまった分をここで取りかえします。 ツインズ男子ではまだまだ順位ががめまぐるしく入れ替わります。 24周目に2位だった#62CRキャブが遅れて4位に後退。 そして27周目には#57 OSHOW SPORTS が#56の同 OSHOW SPORTS をかわして2位に。 3位へと後退した#56 OSHOW SPORTS は翌28周目、どうやら大きなトラブルに巻き込まれたようで、この周回、58分かかる。これで#56は表彰台争いから脱落。#53 TEAM MAEKAWA が代わって3位にあがってきました。 5時間経過時点での各クラス上位陣は
ほかのクラスは上位陣に大きな動きがなくレースが続き、レースはいよいよ終盤、残り1時間となります。 5時間を越えてもテンションの高い走りを見せていたのは#101の4ec Aチーム。 4時間経過(32周目)ごろからじわじわ詰めだして37周目に#18辻谷選手を捕らえて総合2位に。しかし40周目、#101ピットインの間に再び抜き返す。 しかしこのピットイン後の#101、4ec Aチームの追い上げがスゴイ。 上位陣の平均ラップタイムが7分30秒前後の中、終盤なのに唯一6分台のタイムで爆走。 ひょっとして、総合トップを狙ってる? 42周目からモノスゴ〜イ勢いで追い上げます。43周目には再び#18辻谷選手をかわして2位に浮上。この時点でトップの#15北村選手との差はジャスト4分。 計算上残り周回数はあと5周。40周目から43周目までに4ec Aチームはトップとの差を3分つめていたのです。 そのペースで行けば・・・・・ひょっとして、と思われたものの、そこはベテラン北村選手。最後まで手綱は緩みません。 それ以上差が詰まることはなく、48周目に#15北村選手、トップでチェッカーを受けて“ロクフェス”初代勝者となりました。 ウチのオヤジとほぼ変わらない年齢の北村選手、すばらしい! 誰かが言ってましたね、「東の石井・西の北村」なんて。 今後もガンガン頑張っていただきたいですよね! と、言うわけでオイラのレポートは以上です。 では、オクムラさん、あとよろしく〜っ! そうそう、有頂天だった理由はレッドブルサンプリングチームのおねぇさんに「すごくいい声してますね(はぁと)」といわれてしまいました。たとえウソでもウレシイじゃぁないですか。もう少しオイラが若くてスリムならゴニョゴニョ・・・・ ・・・・・・すいません、余計なこと書きました(笑) |
普段、プラザ阪下では「ぱお〜ん」を持ってチーム員のお尻を叩いているのですが、縁あって今回、実行委員を勤めさせていただきました。 エントラントの皆さん、長くて暑い6フェスはいかがだったでしょうか? 前夜祭からゆる〜いムードで始まった6フェス。 けんけんも、ベースギター片手に一発芸大会に出場しました。 6(ROKU)はロックと係っているとかいないとか(笑) しかし6フェス本番は「お祭」と銘打っても、そこはやはりレース。 始まってしまえば、皆さん真剣に熱い闘いを魅せてくれましたね。 カキ氷をガリガリしながら、横目で様子を観させてもらってました。 シンプルなコースレイアウトでしたが、長丁場のレースでコンディション変化、コースの小変更などもあり、集中力の維持が鍵になったのではないかと思います。 また、耐久レースのもう一つの鍵、給油やライダーチェンジのピット戦略も、みなさんのチームワークの良さが光っていました。 と、ついつい本業?のチーム監督目線で見てしまいますがその中で、とても素晴らしいと思ったのは、ピットレーン出口の一時停止と安全確認を、みなさんがきっちりと行ってくれて安全にレースが進行できたことです。 レースというのは、選手のマナーとモラルの上に成り立っていることを改めて実感しました。 6フェスをすばらしい大会にしてくれたのは、まぎれもなく選手の皆さんです。 本当にありがとうございました。 今回、チェッカーフラッグを振らせていただきましたが、皆さんのゴーグル越しの達成感のある眼が忘れられません。 来年も、またそんな眼を見せてくださいね。 |
アイアンマンの方は残念ながら、カキ氷を食べる暇も無かったですね。 私は、いつも朝の受付をやっているのですが、今回はちょっと普段とは違う雰囲気が・・・ まず驚いたのは、新規MFJ会員になる方の多さです! いつものレースより少ないかな?と思っていたら、大勢いました。それも、四人組で参加の方全員が入るというチームもちらほら・・・ 競技クラスを多めに設定したおかげで、初心者の方も気軽に参加しやすかったのだと思います。MFJエンジョイ会員は一年間有効なので、今後も適用されるレースにどんどん参加してカッコいいライダーになってほしいですね。 そして nakata Arts さんから提供して頂いた水素還元水を受付時に渡したのですが、冷た?い水にライダーのみなさんとても喜んでいました。 私も先日阪下に走りに来ましたが、持参した飲み物だけでは全然足りませんでした。 真夏のスポーツでは、自分が思っているよりもどんどん水分が失われるんですね。 シンプルな模擬コースグルグルレースで、セクション好きの方にはもの足りないかもしれませんが、それを6時間走り続けることもエンデューロの醍醐味。 アイアンマンの方の根性と忍耐力は本当に素晴らしいし、またチームで参加された方も、いろんなドラマがあってと??ってもいい思い出になったのではないでしょうか? 暑い中本当にお疲れ様でした。 是非、またこのお祭をやりたいですね! |
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
文・写真 奥村善武