2008 関西ガルルカップ アクションエンデューロ
第4戦 レポート
2008年10月26日:開催
大阪府 プラザ阪下モーターランド:会場
はい、呼ばれて出ましたおやじちゃんです。 ちょっと今回は試験的に新しいことを1Hレポでやってみます。 各ラップごとに上位のチャートつきでやってみます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1H | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オープニングラップは先行スタートのスーパーレディース#1井藤。2番手には50秒遅れて#15藤澤、以降、#4知花、#5小田、#17吉田とつづく。
2周目、#15藤澤が1Hのファステストラップとなる6分24秒のタイムで#1井藤との50秒差を解消。追いついた。そして3位とは50秒差。 3周目に#15藤澤がトップに立ち、早くも独走。2位の#17吉田とは79秒もの差となる。 今回のレースの鬼門はMXコース。下段から中段に上がる坂が雨のためにヒジョーにキビシイモノとなりました。次々と発射・発射・発射・発射。上位を狙うにはこの坂を以下にクリアするかがカギとなりました。
この2位を走っていた#17吉田。3番手の#105松井には30秒の差をつけていた。単独走行となりこのまま最後まで行くのか、と思いきや、何が起きてしまったのか、4周目に帰ってくることはなかった。 代わって2位に上がったのは#105松井、3位は#1井藤。
5周目、#1井藤ににトラブルか転倒か、5分のタイムロス。一気に17位まで後退。4位だった#11大槻が3位に浮上。 3位争いは混戦で、3位から9位までの間のタイム差が45秒と、だれが3位に上がってもおかしくない状況。これが果たしてどうなるか。
あっという間にレースは終盤、トップの#15藤澤は6周目で2分半の大差をつけている。2位も変わらず#105松井そこからさらに50秒遅れの3位争いは5台に絞られてきた。
その3位争い、7周目にはその3位争いから#104北西が#11大槻をかわして抜け出す。そして2位の#105松井に問題発生。50秒の差がイッキになくなってしまった。そして8周目、ついに#104北西が#105松井を捕らえる。このまま逃げたい北西、取り返したい松井、二台はテールtoノーズのままファイナルラップへ。
最後の最後に熱いバトルを見せる2位争いを尻目に4分22秒という半周以上の大差をつけ、#15藤澤がトップでチェッカーを受ける。2位は#104北西が逃げ切り、#105松井が3位となった。
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今回でAAGP招待対象選手が決定する3H。果たして誰が行くのか。 招待選手の#57杉本選手はまたもや全員ラップをするのか。 見どころ満載。いってみましょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
3H | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
しかしその後が来ない。6番手の#4小田が来たのは5位が通過してから45秒後。7位の#58野々下・川崎組はさらに75秒たってからのことだった。 どうやら本部からは見えていないところで大悶絶。 後から見せていただいたビデオの様子はまさに地獄絵図。1周目ですでに10台が周回遅れになってしまった点からもコースの難度の高さがうかがえる。 2周目、今度は#1広兼がトップに立つ。後続は#2玉岡・#6平岡・#7浦川・#57杉本の順。 1周目8位の#57杉本がもうここまで上がってきた。 難セクションはコース奥にあらず。 この3時間にもMXコース下段から中段へ上がる坂は牙をむく。 晴れているとなんてことのないこの坂。餌食となってしまったのは#201松本。 PRO−Bは今回2台のみのエントリーでお互いに「リタイヤだけは絶対やめようね」と話していたのだがホンダ“EZ−9”にはこの坂は厳しすぎた。幾度となくチャレンジするが物理的に(?)登ることは出来ず残念ながら1周できずにリタイア。「これもレース」と本人は語っていたがよほど悔しかったのか、レース終了を待たずに鳥取へ帰ってしまった。もう1台のエントリー、#202今井は30分かけて1周。これで今井の優勝が確定。本来ならばこれで今井のカテゴリUPが義務付けられるが今回に限りそのルールは適用されない。 雨によるレイアウト変更がおこなわれた関係で短くなった今回のコース。上位陣のラップタイムが平均7分30秒前後というペースの速いレースとなった。 上位陣に目線を戻す。#57杉本が一人突出したタイムで追い上げる。 3周目には4位、4周目には3位。5周目には2位になり、6周目にはとうとうトップに立つ。2位以下は1・2・6・7・4とつづく。すでにトップと同一周回はこの6台のみというキビシイレースとなっていた。 1時間(8周)経過時点での各クラストップ5
このままこう着状態でいくかと思われていたが3位争いに動きが出る。 7分台前半で走っていた3位の#6平岡が突如失速。13周目に8分台にタイムが落ちる。 それをきっかけに14周目以降は7分後半のタイムに落ちてしまう。 入れ替わりに4位の#4玉岡がペースを上げる。 玉岡は8周目に失速、平岡に抜かれ4位に後退、7分後半のペースで走っていたがが平岡の失速をきっかけ?に復活。7分前半のタイムで走り出した。果たして平岡に追いつくのか? 一方、オープンBでは7周目、2位だった#62てっちり日本海・河本が失速。#65中野に交わされる。9周目には#59秋田が失速、#58野々下・川崎組に交わされるが12周目に再び5位を奪い返す。 2時間(16周)経過時点での各クラストップ5
いよいよレースは終盤です。トップの#57杉本は手綱を緩めない。時には6分台を出しながら爆走。20周目にはとうとう同一周回は#1広兼だけとなる。 前述の平岡vs玉岡の3位争い、20周目に#2玉岡が#6平岡をパスし、順位が入れ替わります。しかし!玉岡は21周目に失速、再び平岡が前にでる。 オープンBでは#65中野が少しずつ、少しずつ#63埜中に近づいていく。2時間(オープンBは14周)の時点で66秒だった差が18周目に7秒まで詰まる。そして19周目、#63埜中が失速、その間に#65中野がトップを奪った。 2位の#1広兼と5分以上の差をつけた#57杉本、ラスト3周で6分台を連発し、トップでチェッカーを受ける。 賞典外ながらもアクションエンデューロ開幕4戦全勝をやってのけた。 |
特別協賛
今回と次回にてっちりご招待を頂きました
活魚・割烹 日本海
奈良県橿原市太田市町19-19(近鉄八木駅より車で10分)
TEL 0744-23-6303
尚、ライブレポートは臨場感を出すためにあえて丁寧語は使っていません。
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文・写真 奥村善武